訪日客の消費額増加から見る日本品質
品質 2017.06.22
暑くなってきましたね。営業部の志白です。
今回は訪日客の消費額増加の要因から日本の品質が世界に認知され、ものづくり日本が評価されている事をテーマに記事を書きました。
1:訪日客の消費額増加
ここ数年、訪日客の消費額が年々増加しており、それに関連したニュースや新聞などでよく目にします。ドラッグストアでは、中国からの観光客が商品を根こそぎ購入していくというのをメディアでご覧になった方もいるのではないでしょうか。
なぜここ最近になり訪日客が増加し、消費額が増加しているか調べて見ると、各国の経済成長が著しいことや、数年前の円高(80円=1ドル)から円安(110円=1ドル)に振れていることで割安感が出ていることなどがあり、訪日客の増加している要因がわかりました。
そして、消費額の増加要因は、特に中国人の買い物代が大きな要因であるとわかりました。
これは、国土交通省観光庁の平成28年度報告書内のグラフを抜粋したものです。これを見ると、年々旅行消費額が増加しており、平成25年度と比較するとその差は約2.6倍です。特に買い物代は4割弱を占めており、日本での買い物をするために訪日される外国人の方が多いのがわかります。
これも、国土交通省観光庁の平成28年度報告書内のグラフを抜粋したものですが、訪日される外国人の中でも特に多いのは中国人の方です。実際に、大阪・東京などに出張した際に、大阪の道頓堀や東京の浅草などを通ると中国人の方が多い印象を持っていたので、合点がいきます。
これも、国土交通省観光庁の平成28年度報告書内のグラフを抜粋したもので、訪日された中国人の消費平均額とその内訳を示したものです。やはり、買い物代が多くを占めており、平均で約12万3千円も消費しています。これらを見ると、訪日客の消費額増加要因は中国人の日本国内における消費額増加が主な要因であるとわかります。
しかし、なぜこんなにも中国の方が日本国内の製品を購入するかというと、皆さんもよく知っているように、やはり「made in japan」であることです。ある取引先の方に聞いた話では、「made in japan」はすでにブランドとして認識されていて、それがあるだけで物が売れると言います。そしてそれは、それだけ日本の品質に信頼があるからだという訳です。
2:理由は品質
ただ品質といっても、品質には様々な考え方があります。特に製造業で求められるのは、設計品質と製造品質です。
設計品質は「ねらいの品質」とも言われ、製品を製造する上での基準や規格にあたります。作業者はこれがないと何を基にして製造すればよいかわかりませんし、何を基に良し悪しを判断すればよいかわかりません。
製造品質は「できばえの品質」とも言われ、製造をしたモノの品質を指します。製造品質を如何に設計品質通りに作るかが製造側として常日頃の課題となります。その際に設計品質へ近づけるための分析ツールとして用いている一つのツールがQC七つ道具です。
3:QC七つ道具
QC七つ道具とは品質管理において定量的に問題解決を行うための分析ツールです。ヒストグラム、パレート図、散布図、チェックシート、層別、管理図、特性要因図の七つを言います。当社でも品質管理部門において、管理図やヒストグラムを用いて現状の製造品質が安定しているか?、イレギュラーはないか?などを日々チェックしています。
ニードルパンチ不織布の中では、目付・厚みは基本的な情報の一つで商談の際にもメインでやりとりする用語の一つです。管理図では目付・厚みが管理限界線を超えていないかを確認し、異常値が無いかをチェックします。次に、規格値の中央線からばらつきが無いかを確認して、安定しているか否かをチェックしています。
これは当社の管理の話ではありますが、このような品質管理を常日頃行い、QC七つ道具のようなツールを使い日々改善をしていく姿勢があったからこそ「made in japan」ブランドが確立してきたのだと考えています。
4:安定製品、安心製品の提供
そして現在、そのブランドがアジア地区の特に中国国内で認知が広がり、現在の訪日客の消費額増加という流れになっているのだと分析します。
安定した製品、安心の製品を上記のような品質管理や品質分析の中で常に提供できているからこそ、中国の方々も安心して購入をしていただいているのだと思われます。これからも日本の製造業として品質には十分に気を配り、ニードルパンチ不織布の提供を行っていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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